武道館に田中琴葉を見た話
自分語りです。それもライブ全体の話はいったん置いておきます(初日だけ書いて終わるのも嫌なので殴り書きぐらいは今度やると思う)
今日ミリ4thのLV見てきたわけですが、ウンババ終わったあたりから話し始めます。
次の演者が出てきて、まずもちょが見えて、次もデュエットであるということはまあわかってるのでまずSmilingCrescentが思い浮かんだわけですが、始まったのは恵子お姉様とのLTatWでした(オリメンなし!)。
その時までこのブロック内でのセトリは考えてなかったので、何が起こったのか考え始め、そこでシリウスに気付いたわけです。
オリメンが3人いる、3rdのプラリネ→アイルと同様の形で君との明日を願うからに繋げられるという要素も揃っており、ここで今日の道筋を見つけたと思ったんです。
その後PD、シリウスとほぼ予想図通りの展開で(ぴょんさんだけは前者なんだと思ったけど)、この時点で私の心はゴールに向けて進んていたわけですよ。
ほら、「勝った」と思ったときってガードが一番緩くなるじゃないですか(昨日夜を徹してワートリを読んだ影響かもしれない…)
上記の流れでジレハが来る可能性がこの瞬間だけ見事に、奇蹟的に私の頭からなくなっていたんですよ。
イントロで4人が登場して、カメラが俯瞰になって、スポットライトがステージ上に5つ当たっていました。
種田さんの休養が決まって以降、プロデューサーになったことを後悔したことはないし、復帰にしても関係各位が納得する形でしていただけるのを信じて待っていようというのは常に思っていました。
運営側も、LTF03を始めとして多角的に田中琴葉をバックアップし続けてくれました(コレはもう文句のつけようがない)。
でも、メンタルというのはそういうのと別の次元でやっぱりどうしても削られていく。
そうして少しずつ澱が溜まっていくのを、ほんの偶に暗い気持ちで見てしまうことがありました。
これをいつまで続けていけるのかというのは自分では本当にわからないし、いつか望まない形でお別れを迎えることもあるかもしれないという不安が付きまとっていました。
あの瞬間、あの5つのスポットライトが、ザルと化した私の心の一番奥まで照らしてくれました。
何も心配することはない、あの光の中に確かに田中琴葉はいるんだと教えてくれました。
汎用サイリウムを、「いないけど敢えて」とか一切考えずに青緑にすることができました(いやジレハは赤だけどまあ)。
もうそっから先はただの涙腺ガバガバオタクですよ。書かないよ(今は)。
初日の乙女ストームなどを見てもこのシナリオだけはなぜか思い至らなかったのですが、今回ばかりは自分の頭が弱くてよかった。
おかげで心から「田中琴葉が担当でよかった」とまた思えました。
明日からまた前を向いて歩いて行けます。
ありがとうミリオンライブ。
TYSイベのボーダー緩いといいなあ!みんなもPR活動しよう!
SunshineTheater個人的備忘録
- 初手39で4年間の流れを全部拾って投げてくることができるので最強。分かってても泣く。
- サンリズムオーケストラはまあこの位置だわな(あれ、明日も…?死ぬのでは…?)振りかわいかった。
- 開幕即おまじないでぶったまげた。でも今日のコンセプト的に、この曲の楽しさ方面を引き出すのにはこの手しかないという感じの妙手でしたね。
- 1stでちょっとあったお手伝いだ!からのハピダリ。ラスサビの前のOFFver.はあんまり記憶にないけどどうだっけ…あそこでウッってなった(褒めてる)。
- あの流れからでも会場を掴むWHY?は流石ですね。
- カレー…じゃない!原嶋さんのパワーよ。
- MC後そのまま2セット目へ。この辺から(ライブ構成的に)あれ?ってなるよね。
- さらに3セット目。この辺で警戒レベルMAX。あと「3rdでやらなかった方のソロ」がちょうど今回にマッチしてるの綺麗。
- 微笑み日和……(物語が詰まれば詰まるほど弱くなるオタク)
- MCでガッツリ曲の話してくれるの嬉しい。んだけど警戒MAXで気が気でない。
- うわああああああああああああああ創造だあああああああああああああああああああああああ
- 全力で見つつ残りの脳内CPUをフル回転させてこの先を考える。もうね、もう何でもできるからね(全能感)。今日TA→明日ゲッサン→明後日???とか、TAとゲッサンを毎日1曲ずつとか。この先何が起こると知らずに…
- というか創造は始まりの風を連れてクッソ格好いいからな?(ちょっと勿体ないことをした)背景も若干いらすとや感あるやつから一気にガチになってもうほんと最高。
- そのままEV!相手は莉緒姉!!有能!!!引き続きなけなしの余白を割いたスペックで明後日ジャングルやるやろなあとか考えてる。
- エタハモもやるか(詳しくは言わないけど俺はここである勝負に負けた)
- HSFで12人拾ってMCかな?→終わらない!!!!!!!!!!
- もう頭がパンクしそう…贅沢過ぎない…?
- MCであと1曲って言われてもうそんなに経ったんかって信じられなかった。今まで見たライブは終盤しっとりゾーンがあって、という感じだったけどこういうのもいいね。
- DDのエンディング感はすごいってそれ百万回言われてる。こう、いくらでも思い出ボムを乗っけられる。
- 今回MCほんとよかった。こっこさん「私たちは鏡なんです」俺(姿見さん…)
いやー楽しかった。寝れねえ。しかし明日もありますからこの辺で。
柚おめでとう
喜多見柚さんSSRおめでとうという気持ちがいっぱいなのでブログ記事が生える。なお私は無償160連+有料100連で出なかったから特訓エピソードとかの話はできない。
まず何といってもかわいい。っていうかふとももえっちすぎません?そんなに肌出して…ホップステップサマーもだけどそういうとこだぞ……というかいつから君はπタッチキャラになったんだ…(前もちょっと思ったけどこのへん恵美に似てるよね)
バドミントン/テヘペロあたりの要素もポイント高い。タオルもいいよね。グッズ出してください。
新スキルという事実も彼女に重ねて見てしまう。柚は何かアイドルの素質的に一芸に秀でたところがあるわけではないんだよな…ぶっちゃけアイドル向いてないんだよな…。でもそんな彼女だからこそ新しい世界を切り拓いていくことができる。スコアを目指す上では向かないけどこれまでになかった特技(いや今後ちょこちょこ出てくるだろうけど)というのは彼女のアイドルとして目指す形の一つという気がする。
コミュ3もいいですね。今までの中で一番好きです。カメラマンの後ろからぴょこっと出てくるところとか、どこまでも「そこにいる」感がして好き。Pとの掛け合い「伸びない?」「伸びない。」の関係性からもそういう「実在性」(現実に存在するということではない)があふれ出ていますね。
そこで語られる彼女の哲学もまさしく喜多見柚という感じ。
それこそアイマス内にはトップアイドルという絶対軸があって、その中で彼女は埋もれてしまうんですよ。忍チャンのような憧れて努力してというようなシンデレラストーリーは描けない。だから彼女は「楽しい」「面白い」という別軸を用意するんですね。それはただの逃げではなくて、「この手の届く限りを楽しいコトで彩りつくしてやろう」という強い覚悟です。仲間もファンもプロデューサーも柚自身も、みんなを楽しくさせる。
ちょっと待って。今回の更新のことだけにしようと思ってたけどガッツリ語る。
まず出会いなんすけど、これモバマス版なんですが、「クリスマスの夜に面白いことがないか探していたらスカウトされた」というもの。これが彼女にとって深い意味を持つんですね。
「へへっ。何か面白いことないかなーと思ってぶらついてたら、アイドルにスカウトされちゃうなんてね!こんな面白いコト、そうそう無いよね?アタシ、実はラッキーだったのかな!なーんて!へへっ!」(Nプロフィールコメント)
「女の子なんて星の数ほどいるでしょ? でもアタシの事、人込みの中で見つけ出してくれたのは…○○サンだけなんだよっ!」(N親愛MAX)
「実は結構運命的なんじゃないかなーとか思ってるんだよねっ!えっ?プロデューサーとアタシの出会い!だってこんなアイドルになれると思ってなかったモン!聖なる夜の奇蹟って感じ?」(N+プロフィールコメント)
「アタシ、この聖夜に○○サンと会えたのは神様からの最高のプレゼントだと思うよっ!へへっ♪そう思うでしょ?」(N+親愛MAX)
テキストコピーするだけで満足した。でも蛇足つけないと…。これはまあ最初のカードなんだけど、これ以降も出会ったときについてたびたび言及してきます。
その日まで柚は物語の発生しない人の海の中の「ゆらぎ」の中にいて「どこにでもいる誰か」にすぎなかったんだけれども、それがほんの偶然に、トンネル効果的なサムシング的に、プロデューサーに見つけられて、「喜多見柚」として歩みだすことになったわけです。彼女の言う「奇蹟」というのは誇張表現ではなく、本当にそういうものがあったのです。世界が1000回繰り返そうとこんな出会いもう二度とないというくらいに。でもだからこそ、その1回を引き当てたのは必然といえるでしょう。それは、彼女の「面白いことを探していた」というその姿勢が、どうしようもなく光り輝いていたからこそ起きた奇蹟なのです。
これ長くなるなあ。というか表現無茶苦茶だけど俺の中では本当にそうだから困る。
アイドルになってからの柚はさっき言った感じですね。こう、乗ってる軸が違うような。でも、総選挙の順位などを見ると、分かれた道はまたどこかで交わるんじゃないか、そういう予感がしています。正直この辺は自分ではまだよく分からない。
あと言わなきゃいけないのはあれですね。今回のコミュ3でも結構見かけましたね。「まあパッとしない柚だから、当たり前だけど」「うん、伸びない!」「あんまり期待はしすぎないで」こういうやつ。他にもちょくちょく。
「お、きた!柚にもフリフリの!これは美少女のフリしちゃってもいいってことカナ?よし、引き受けようっ。前からやってみたかったんだー。こうかな?それとも…こう?へへっ、イイかも」([フレンズホリデー]喜多見柚+プロフィールコメント)
「だいたい、これくらい。なにやっても普通って、よく言われる!」(第9回アイドルLIVEロワイヤルボス)
「多くは望まないカナ♪(後略)」(第5回シンデレラガール総選挙投票時コメント)
彼女は自分が「持たざる者」であることを自覚しています。だからこそ柚は(これはおそらく無意識的にですが)自分が最も輝けるフィールドを選びました。そのことがどこか彼女の気持ちに後ろめたさを与えているという感じがします。というか普通に考えて、彼女の姿勢は「異端」だし反感持たれることもあるでしょう(そのポジションに初期忍をあてがえばストーリーになると古来から多くの有識者に指摘されてますがあんまり見かけません書いて)。
でも、柚はそれを乗り越えていくんですよ。総選挙コメントで言えば、そのあとに言われる「そんなアイドルも求められているはずっ!」というのがそれです。確かに「トップアイドルになること」に真正面から向き合っているかといわれればそうじゃないかもしれない。でもだからこそ、「楽しむこと、楽しませること」については決して手を抜かず、真摯に向き合う。そうやって喜多見柚は生きているんですよ。
どう!!健気でカッコイイでしょ!!!!!っていうかコミュ3のセリフまんま投票コメントの文法やなあ…。「ハードル下げ→"楽しむ"→肯定」この最後ができるからこそ喜多見柚は強い。戦っていける。
ちょっと書き殴ってきたけど推敲する元気がない。なんか言い忘れてることありそう。恐らく今回のはもうちょっと読みやすくして改めて記事にすると思います。大事な担当語りだもの。
2/19追記
断片的にですがSSR関連のテキストが流れてきて(嘘見に行った)、これ僕のブログ見ながら書いたやろってなってる(は?)
アイドルが「目的」ではなく「結果」になっているという逆転がかなり明確に出ていますね。この辺無限に言葉遊びしたくなるような引力があります。
上で述べた「覚悟」というのは、普遍的な言い方をすれば「アイドルを理由に使わない」「正直に、真摯に生きる」ということ。アイドルとしてのポテンシャルを持たない喜多見柚がステージの上においてなおその「普通」を貫く姿が、逆説的に彼女を「アイドル」として際立たせているのかもしれません。一昨日彼女とトップアイドルの繋がりについて「よく分からない」としましたが、今回のステージ上で彼女が見つけたのはそういったことだったのかもと、SSRを見ながら考えていたのでした。
高山紗代子と眼鏡
とうとう作ってしまった。
這般の事情でtwitterには書きにくい、アイマスの考察(あたらない)や感想(2次含む)を置いておくところです。
初回から高山紗代子について。
なかなか掴みにくい子だし深入りしてるわけでもないのですが…
しかしブログを開設したくなるほど(私にとって)面白いことを思いついてしまったので。