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田中琴葉や喜多見柚が好き

柚おめでとう

喜多見柚さんSSRおめでとうという気持ちがいっぱいなのでブログ記事が生える。なお私は無償160連+有料100連で出なかったから特訓エピソードとかの話はできない。

 

まず何といってもかわいい。っていうかふとももえっちすぎません?そんなに肌出して…ホップステップサマーもだけどそういうとこだぞ……というかいつから君はπタッチキャラになったんだ…(前もちょっと思ったけどこのへん恵美に似てるよね)

バドミントン/テヘペロあたりの要素もポイント高い。タオルもいいよね。グッズ出してください。

 

新スキルという事実も彼女に重ねて見てしまう。柚は何かアイドルの素質的に一芸に秀でたところがあるわけではないんだよな…ぶっちゃけアイドル向いてないんだよな…。でもそんな彼女だからこそ新しい世界を切り拓いていくことができる。スコアを目指す上では向かないけどこれまでになかった特技(いや今後ちょこちょこ出てくるだろうけど)というのは彼女のアイドルとして目指す形の一つという気がする。

 

コミュ3もいいですね。今までの中で一番好きです。カメラマンの後ろからぴょこっと出てくるところとか、どこまでも「そこにいる」感がして好き。Pとの掛け合い「伸びない?」「伸びない。」の関係性からもそういう「実在性」(現実に存在するということではない)があふれ出ていますね。

そこで語られる彼女の哲学もまさしく喜多見柚という感じ。

それこそアイマス内にはトップアイドルという絶対軸があって、その中で彼女は埋もれてしまうんですよ。忍チャンのような憧れて努力してというようなシンデレラストーリーは描けない。だから彼女は「楽しい」「面白い」という別軸を用意するんですね。それはただの逃げではなくて、「この手の届く限りを楽しいコトで彩りつくしてやろう」という強い覚悟です。仲間もファンもプロデューサーも柚自身も、みんなを楽しくさせる。

 

ちょっと待って。今回の更新のことだけにしようと思ってたけどガッツリ語る。

まず出会いなんすけど、これモバマス版なんですが、「クリスマスの夜に面白いことがないか探していたらスカウトされた」というもの。これが彼女にとって深い意味を持つんですね。

 

「へへっ。何か面白いことないかなーと思ってぶらついてたら、アイドルにスカウトされちゃうなんてね!こんな面白いコト、そうそう無いよね?アタシ、実はラッキーだったのかな!なーんて!へへっ!」(Nプロフィールコメント)

「女の子なんて星の数ほどいるでしょ? でもアタシの事、人込みの中で見つけ出してくれたのは…○○サンだけなんだよっ!」(N親愛MAX)

「実は結構運命的なんじゃないかなーとか思ってるんだよねっ!えっ?プロデューサーとアタシの出会い!だってこんなアイドルになれると思ってなかったモン!聖なる夜の奇蹟って感じ?」(N+プロフィールコメント)

「アタシ、この聖夜に○○サンと会えたのは神様からの最高のプレゼントだと思うよっ!へへっ♪そう思うでしょ?」(N+親愛MAX)

 

テキストコピーするだけで満足した。でも蛇足つけないと…。これはまあ最初のカードなんだけど、これ以降も出会ったときについてたびたび言及してきます。

その日まで柚は物語の発生しない人の海の中の「ゆらぎ」の中にいて「どこにでもいる誰か」にすぎなかったんだけれども、それがほんの偶然に、トンネル効果的なサムシング的に、プロデューサーに見つけられて、「喜多見柚」として歩みだすことになったわけです。彼女の言う「奇蹟」というのは誇張表現ではなく、本当にそういうものがあったのです。世界が1000回繰り返そうとこんな出会いもう二度とないというくらいに。でもだからこそ、その1回を引き当てたのは必然といえるでしょう。それは、彼女の「面白いことを探していた」というその姿勢が、どうしようもなく光り輝いていたからこそ起きた奇蹟なのです。

これ長くなるなあ。というか表現無茶苦茶だけど俺の中では本当にそうだから困る。

 

アイドルになってからの柚はさっき言った感じですね。こう、乗ってる軸が違うような。でも、総選挙の順位などを見ると、分かれた道はまたどこかで交わるんじゃないか、そういう予感がしています。正直この辺は自分ではまだよく分からない。

 

あと言わなきゃいけないのはあれですね。今回のコミュ3でも結構見かけましたね。「まあパッとしない柚だから、当たり前だけど」「うん、伸びない!」「あんまり期待はしすぎないで」こういうやつ。他にもちょくちょく。

 

「お、きた!柚にもフリフリの!これは美少女のフリしちゃってもいいってことカナ?よし、引き受けようっ。前からやってみたかったんだー。こうかな?それとも…こう?へへっ、イイかも」([フレンズホリデー]喜多見柚+プロフィールコメント)

「だいたい、これくらい。なにやっても普通って、よく言われる!」(第9回アイドルLIVEロワイヤルボス)

「多くは望まないカナ♪(後略)」(第5回シンデレラガール総選挙投票時コメント)

 

彼女は自分が「持たざる者」であることを自覚しています。だからこそ柚は(これはおそらく無意識的にですが)自分が最も輝けるフィールドを選びました。そのことがどこか彼女の気持ちに後ろめたさを与えているという感じがします。というか普通に考えて、彼女の姿勢は「異端」だし反感持たれることもあるでしょう(そのポジションに初期忍をあてがえばストーリーになると古来から多くの有識者に指摘されてますがあんまり見かけません書いて)。

でも、柚はそれを乗り越えていくんですよ。総選挙コメントで言えば、そのあとに言われる「そんなアイドルも求められているはずっ!」というのがそれです。確かに「トップアイドルになること」に真正面から向き合っているかといわれればそうじゃないかもしれない。でもだからこそ、「楽しむこと、楽しませること」については決して手を抜かず、真摯に向き合う。そうやって喜多見柚は生きているんですよ。

どう!!健気でカッコイイでしょ!!!!!っていうかコミュ3のセリフまんま投票コメントの文法やなあ…。「ハードル下げ→"楽しむ"→肯定」この最後ができるからこそ喜多見柚は強い。戦っていける。

 

ちょっと書き殴ってきたけど推敲する元気がない。なんか言い忘れてることありそう。恐らく今回のはもうちょっと読みやすくして改めて記事にすると思います。大事な担当語りだもの。

 

 

2/19追記

断片的にですがSSR関連のテキストが流れてきて(嘘見に行った)、これ僕のブログ見ながら書いたやろってなってる(は?)

 

アイドルが「目的」ではなく「結果」になっているという逆転がかなり明確に出ていますね。この辺無限に言葉遊びしたくなるような引力があります。

上で述べた「覚悟」というのは、普遍的な言い方をすれば「アイドルを理由に使わない」「正直に、真摯に生きる」ということ。アイドルとしてのポテンシャルを持たない喜多見柚がステージの上においてなおその「普通」を貫く姿が、逆説的に彼女を「アイドル」として際立たせているのかもしれません。一昨日彼女とトップアイドルの繋がりについて「よく分からない」としましたが、今回のステージ上で彼女が見つけたのはそういったことだったのかもと、SSRを見ながら考えていたのでした。