天檻 チラ裏
まとまってない。ノクチルという物語が一つの答えを得たというのは間違いなくて、しかしストーリーとして系統立ててまとめて語るのがとても難しいと思ったので一読してしばらく頭でこねくりまわしていた。状況はいまだそこなのだが、いろいろな感想とかを見てとりあえず出力しておくかという運びになった。アウトプットの契機がシナリオを読み返したとか答えに辿り着いたとかではなく他人の感想というのは何たることかという話はあり、この言葉はお前のものと言えるのかという嫌疑がつくのは避けられまい。自分への愚痴が続きそうになったが本題ではないので置いておく。
- 今のところ、話としてまとめるならシンプルに「陸でいたい」の一言に収束するのではないかと思っている。つまりノクチルをずっと扱いあぐねてきたシャニPが心を決める回であり、ノクチルと海という重ねられてきた比喩が到達した美しい結論である。逆に言えばノクチルの存在自体はこれまで語られてきたものの延長で、強いて言えば周りの反応がちょっと変わったくらいだがそれにしたって好き勝手見ているという点では一緒だ。
- プールに飛び込むのとか会場を逃げ出すのとかの動機がわかりにくいのがかなり読解を難しくしている気がする。というかわからん。単純に画としての芸術性を受け取れば十分なのだろうか。プールに入ったからこれがノクチルは雑だろ、いやまあアヤツは雑か(ブーメラン)。
- シャニPサイドと比してノクチル側に起こるイベント(衝撃)は多くはないが、小糸ちゃんまわりの話がよい。オープンキャンパスの仕事が来るというのはこっちも単純に嬉しい。受験誌のモデルの仕事とか妄想したことあるのを思い出した。中学受験なんすけど。
- 今読み返して「きりがいい」「行くのも戻るのも中途半端」「まだまだ思い出にはさせない」このあたりが繋がってるのに気づいた。鎖状時間ってのもそんな感じか。そうやってラストに行くのがいいね。
- LPを経た円香が無敵すぎる。戦略性だなんだと説教垂れられても存在を揺らがされることがない。むしろ私にとって貴方達はどんな価値があるとにらみ返すような貫禄がある(偏見)。
- 5話ラストで浅倉がネオ浅倉みたいなのと会話してる…と頭を抱えたがどっこいちゃんと対比になってた。透GRADもつづくも拾う!
- とおまどが暴力。67円って出たとこヤバかった(小並感)。単純に話の盛り上がりとして最高だったしここは素直にそう捉えてよいと感じた。
- パッフェもラビッツもパーティーに着る服ちゃうんよ。そう、ナーシングがあるじゃないか(???)
先頭項にも書いたが、難しく考えすぎず書かれてるメッセージをそのまま受け取るのでまずは十分かなというのが今のスタンスである。とおまどというアクセントがあまりに鮮烈なのでそれを味わうもよしだが。